基礎体温を上げる食生活☆妊娠するには低体温の改善を【その3】避けるべき食品と摂るべきもの

前回の記事では、妊娠に向けて基礎体温を上げるために、すぐに始められる対処法についてお伝えしました。白湯や防寒、入浴、運動といった生活習慣面からのアプローチでしたが、今回は体をつくる食生活についてです☆

前回の記事はこちらをご覧ください↓

私たちの体は、食べることで取り入れた栄養が体を作り、睡眠や運動といった生活習慣によってエネルギーの消費・休養などのバランスが保たれ、そこにさらに心の状態が加わり、複雑なバランスの中で一人の人間を形成しています。

妊娠するにはどうしたらいいか、基礎体温を上げるにはどうしいたらいいか…この答えも、一人一人の生活習慣やおかれた環境、育ってきたバックグラウンドや普段の食生活など、さまざまなものが異なるため「これさえやれば良し!」という明朗会計な答えはありません。

そのため、生活習慣・食事・心のケア…と様々な方向から総合的にアプローチし、「妊娠するために」というよりは「人間として健康になるために」という方向へ向かっていくことが解決への一番の近道ではないかと私は考えています。

そこで今回は、妊娠を望む女性に知っておいてもらいたい、基礎体温を上げるために避けるべき食材と、摂るべき栄養素についてお伝えします☆


スポンサーリンク

基礎体温を上げる食生活☆妊娠するには避けるべき食べ物と摂るべき食べ物

基礎体温を上げるために避けるべき食べ物

実は私たちは、普段の生活の中で「体を冷やす食べ物」をかなり摂っています。あまりにも身近でいつもそばにあるようなものが「えっ、これが体を冷やすの!?」という場合もあります。

戦に勝つためにはまず敵を知る!ということで、基礎体温を上げるために、まずは体温を下げてしまう食べ物についてご説明しておきますね☆

基礎体温を上げるならキンキンの冷たい飲み物・食べ物は避ける

言うまでもないかもしれませんが、キンキンの冷たい飲み物・アイスクリームやかき氷などは体を中から冷やします。

キンキンの氷水の中に手を入れて「全ての氷が溶けるまで耐えて下さい」と言われたらどうでしょうか。あまりの冷たさに痛みを感じ、指は硬直して固まり、水から上げたときの手の温度は、氷水と同じくらいに冷えきっていることでしょう。

冷たい飲み物やアイスクリームなどを流し込まれた胃腸は、まさにこの状態です。冷たさのあまり働きも悪くなり、温かいものを消化するよりはるかにエネルギーを消費。臓器内の熱も奪われ、隣接する臓器や体内の血液の温度を下げることにもつながります。

暑い時期には恋しくなりますが、かなり直接的に体温を下げてしまうため、妊娠を望む方や基礎体温を上げたい方は、夏場でも自分の体温よりも高い飲み物を摂るように心掛けましょう。(熱中症などの緊急時を除く)

基礎体温を上げるには白砂糖・食品添加物は避ける

精製された白砂糖や化学的に作られた食品添加物も体温を下げます。世の中のありとあらゆる食品・調味料に使用されているこの二つはよく似ており、体内に入ると活性酸素を発生させ、細胞を老化させて卵子の質を下げることにもつながります。

そしてどちらも東洋医学の陰陽説では極陰性の食品に分類され、極度に体を冷やす食べ物とされています。

白砂糖は精製によって甘み以外の栄養がそぎ落とされており、栄養を持たない糖分は、体内に入ると体の中のビタミンを奪い、どんどん消費させてしまいます。すると栄養素の不足によって代謝が低下し、基礎体温の低下を招くのです。

科学的に作り出された食品添加物は、自然界に存在しない物質のため、人体では正常に排出できず体内に残留しやすいという特徴も。

さらに怖いのは、妊娠した際に羊水が食品添加物や化学物質で汚染されると、胎児にアトピーやアレルギー、奇形発生のリスクが高まるとも言われていること。

白砂糖と食品添加物を避ける最も簡単な方法は、外食・レトルト・コンビニ弁当などの利用頻度を減らす努力をして、シンプルな無添加調味料(無添加みそ・自然塩・有機醤油など)による自炊を心掛けるということ。

また、自宅で使用する砂糖を安価な白砂糖ではなく、自然製法の砂糖に変える、本みりんを使用して砂糖の使用量自体を減らす…などです。

無添加食品の選び方や、何の成分が良くないのか…など基礎知識がゼロの状態から生活を変えるのはとても大変なので、私は無添加食品やオーガニック食品に興味を持ち始めた方には、生協のパルシステムを始めることをおすすめしています。

独自の安全基準にのっとって、極力体に配慮した商品や、安全性の高いオリジナル商品を取り扱っています。子どもができたら必ず気を付けたくなる部分なので、妊活中から生活に取り入れておくのはとてもおすすめですよ☆

パルシステムについてはこちらをご覧ください↓

ちなみに現在我が家で使用しているお砂糖です。基本的な料理は本みりんの甘みで十分なので、みりんを切らしたときやお菓子作りのときにのみ使用しています☆

白砂糖と添加物については、また改めて一つの記事にまとめようと思っていますので、もう少々お待ちください☆ここでは体を冷やし、さまざまな健康被害が懸念される食品であるということを覚えておきましょう。

基礎体温を上げるにはカフェインにも注意

カフェインを含む飲み物には利尿作用があるため、体を冷やすと言われています。コーヒーは陰陽説での分類でも、極陰性の分類。そのため、基礎体温を上げたい方がカフェインを過剰に摂取することは、おすすめできません。

基礎体温を上げたいけれどコーヒーがやめられない方におすすめなのが、タンポポコーヒーやチコリコーヒーといった、コーヒー豆を使用しない代替コーヒー。

タンポポコーヒーやチコリコーヒーは植物の根を使用しているため「体を温めるはたらきがある」と言われています。もちろんカフェインは一切含みません。そのため基礎体温を上げたい妊活中の方や、冷えを改善したい方にはぴったりの飲み物と言えます☆

チコリコーヒーについてはこちら↓

また、コーヒー以外のお茶にもカフェインは含まれているので、完全ノンカフェインのお茶をチョイスするのもおすすめですよ☆

飲みやすさと万能効果のルイボスティー↓

婦人科系の効能ならよもぎ茶↓

基礎体温を上げるには夏野菜の摂りすぎに注意

旬の野菜は、ただ単に美味しいだけではなく、その季節に合ったはたらきを持っています。

冬が旬の野菜や北国で採れる野菜には体を温めるはたらきがあり、夏に摂れる野菜や南国のフルーツなどには体の熱を取り、冷やすはたらきがあるのです。

そのため、きゅうり・なす・トマト・うり・スイカなど、夏が旬で体を冷やすはたらきをする野菜を多く摂りすぎると、体温を下げることにつながります。(南国原産のバナナ・マンゴー・パイナップルなども体を冷やします)

旬を楽しむことは体の栄養面でも心の面でもとても良いことなので、過剰摂取にのみ注意し、適度に楽しむようにしましょう。

基礎体温を上げる!体を温める食べ物

基礎体温を下げる食べ物についての知識を持つと、意識的に注意しながら食べるものを選択できるようになります。

それだけでも低体温の改善には大きな効果をもたらしますが、ここからは基礎体温を上げるために積極的に取り入れたい食べ物や、食材の上手な選び方についてお伝えしていきます☆

ちなみに…さきほどから話に登場している「東洋医学の陰陽説」というのは、東洋医学では、世の中にある全てのものは「陰性」と「陽性」に分けられると言われていて、食材にもそれがあてはまります。

陰性の食品は体を冷やし、陽性の食品は体を温めます。そのため、体温を上げるためには、陰性食品の摂りすぎに注意し、陽性の食材を積極的に摂ることで、低体温の改善に高い効果を得ることができると考えられるのです。

基礎体温を上げる陽性の食材

陰陽説で陽性の食べ物に分類されるのがこちら

■唐辛子・コショウ・山椒などの香辛料

■ニンニク・ニラ・ネギ・生姜などの薬味

■野菜類…ニンジン・かぼちゃ・春菊・山菜類

■肉類…ラム(羊)・鶏肉

■魚介類…まぐろ・鯛・なまこ・カキ

■クルミ・くりなどのナッツ類

これらが陽性食品としてよく知られているものです。

全体的に見ると、体温を上げるイメージの香辛料や、タンパク質を多く含む食材が多いと言えます。

タンパク質は血や肉を作る栄養素であるため、筋肉や血液量を増やすために必要不可欠な栄養素。つまり基礎体温を上げるためにもとても効果的な栄養素と言えます。

カキ・肉類・ナッツ類に多く含まれる亜鉛は、ホルモンバランスを整えたり、体温を高めるはたらきを持つため、妊娠率を高めることにつながります。

こうして見ていくと、単に「陽性に分類されている」というだけではなく、きちんと理にかなった理由があるということがわかりますね☆

基礎体温を上げる食材の上手な見分け方

上記のもの以外にも「体を温める」と言われている食べ物はたくさんあります。

とくに野菜類に豊富で、大根・ゴボウ・レンコンなどの根菜類は体を温めるとして有名です。

根菜に代表されるように、体を温める野菜類には「地面の下にできる野菜である」という共通点があり、体を冷やす野菜は地面から上に出ているものであると言われています。

野菜の分類をひとつひとつ覚えるのは大変なので、体を温める野菜を選びたいと思ったら、地面の下にできる野菜を基準として選ぶと良いでしょう。他にも冬が旬の野菜や、北国など寒い地域で採れる野菜も体を温めるはたらきを持っていますよ☆

ただし、夏野菜を完全に除外する必要はありません。野菜自体の持つビタミンやミネラル、食物繊維などはとても大切な栄養素。食べ過ぎで体を冷やすことにさえ注意すれば、旬を楽しんで食べて頂いてOKです☆

基礎体温を上げるには炭水化物抜きはNG

最近の糖質制限ダイエットの流行により、ごはんやパンなどの主食を食べないという方や、炭水化物の摂取に罪悪感を感じる人も多いですよね。しかし、基礎体温を上げるには、炭水化物を完全に抜いてしまうようなストイックな方法はNGです。

人体において、炭水化物によって摂取されるエネルギー量は非常に大きく、そのエネルギー源が激減すると、体は筋肉組織から栄養を取り出して、体を維持するためのエネルギーとして使います。

つまり炭水化物抜きの生活を長く続ければ続けるほど、どんどん筋肉が減少していくのです。事実、徹底した自己流の糖質制限ダイエットによって健康になるつもりが、筋肉量の激減によって、肉体の老化を早めてしまったというケースは非常に多いと言われています。

体の中で熱を生みだす筋肉が減少してしまうと、低体温から抜け出すことはできません。

食事や生活習慣の工夫によって一時的に体温を上げることができても、筋肉が少ない状態では、体から発せられる熱量自体が不足しているため、放っておくとまた低体温に戻ってしまうのです。

基礎体温を上げる上手な炭水化物の摂り方

筋肉を維持し、基礎体温を上げるために必要不可欠な炭水化物ですが、炭水化物の中にも体を冷やすものがあるのをご存知ですか?

実は白米や小麦粉などの精製された穀物は、白砂糖と似た扱いになり、体温を下げてしまいます。

真っ白になるまで精製されることで、食感・見た目・味が良くなるのと引き換えに、本来持っている豊富な栄養が取り除かれてしまうためです。精製された食品は陰陽での分類も極陰性。極度に体を冷やすものです。

そこでおすすめなのが玄米。玄米は精製される前のお米であり、栄養が豊富。食物繊維たっぷりで若返り効果のあるビタミンも含まれるなど、とっても魅力的!血糖値が上がりにくいためダイエットにも非常に効果的です。

いきなり玄米食を始める自信のない方は、白米に(全体量の3分の1程度)混ぜて食べてみるのがおすすめです。炊く前に2時間ほどお米を水に浸ける時間をとった方が良いですが、それ以外は普段白米を炊くのと同じ手順で炊くことができます。

そして陰陽説では玄米は「中庸(ちゅうよう)」と言われる、陰でも陽でもないちょうど中間。人間が最も心地よくいられるニュートラルなバランスの部分に位置しています。他にもお味噌汁や煮物なども中庸の食べ物です。

ちなみに…パンやパスタが好きな方は、小麦のものよりは全粒粉でできたものがおすすめです。全粒粉はお米で言うところの玄米にあたり、精製される前の皮がついた状態の小麦粉です。そのため粉自体も真っ白ではなく、色はまだら。風味にも少し癖がありますが、好みや慣れによっては違和感なく食べられるでしょう。

基礎体温を上げるためにも体の理想バランスは「中庸」

体温を上げるために「中庸が理想ならなぜ陽性の食品を積極的に摂るのか」という疑問を感じる方もいますよね。それは、現代人が普通に生活していると、どうしても陰性に傾く生活になってしまうためです。

白砂糖・食品添加物・コーヒー・菓子パン・スナック菓子・マーガリン・アイスクリーム・甘い炭酸飲料…これらはすべて体温を下げる極陰の食べ物。現代人が完全には避けられないもの・大好きなものばかりです。

この強い陰性の力によってどんどん体が冷やされてしまうため、積極的に陽性食品を取り入れてバランスを取る必要があるのです。そしてできるだけ体が「中庸」に近い状態でいられるようにコントロールしていくことで、理想的な体温に近付くことができると言えるでしょう。

基礎体温を上げるポイントは中庸だった

基礎体温と妊娠の関係について連続して書かせていただいていますが、今回は基礎体温を上げる食生活についてお伝えしてきました。ビタミン・ミネラルなど栄養素の細かい話ではなく、私達人間が本能的に知っていたであろう内容をお伝えできたと思います。

体を冷やす食べ物…

キンキンの冷たいもの・白砂糖・添加物・カフェインに注意する。(夏野菜は過剰摂取に注意)

体を温める食べ物…

香辛料や薬味を取り入れる・タンパク質(肉・魚・豆)・炭水化物(とくに玄米)をしっかりと摂る・地面の下にできる野菜・寒い地域にできる野菜を積極的に摂る。

ひとまとめにしてみると、体を冷やす食べ物が「体に悪いだろうな」というのはなんとなく知っていたり、体を温める食べ物には、体に良いイメージをなんとなく持っていたりしますよね。人間は本能的に中庸であることを求めているのでしょう☆

人間のからだが最も無理なく心地よい状態の中庸。自分の体をしっかりと見つめて体の声を聞くことが、体を健康にし、基礎体温を上げて妊娠の可能性を高めることにつながると言えますね☆

次回完結です!最後にお伝えしたいのは「心の中庸」↓

第一弾…体温と女性の体のしくみについてはこちらをご覧ください↓



スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。