基礎体温を上げる方法☆妊娠するには低体温の改善を【完結編】妊娠と体と心の中庸

妊娠するには基礎体温を上げるというテーマのもと、3回にわたり書かせていただきました。4回目になる今回は最後のテーマ。「心」についてです。

第一回目は、基本的な基礎体温の知識と低体温と不妊の関係について。

第二回は生活習慣の面ですぐに始められる対処法をご紹介しました。

前回の第三回は食の面からのアプローチについて。

基礎的な知識を持ち、生活習慣と食生活を改める。この流れはさまざまな健康法でもよく紹介されている流れです。

しかし、多くの情報は「手段」や「方法論」がメインになっており「心」の部分を含まないものが多いと感じます。

妊娠するにはどうしたらいいかという問いにも、どうやったら体温をあげることができるかという問いにも、誰にでも必ず効果のある方法はありません。

それは人によって食生活も、生活習慣も、心の状態も違うためです。何十年と生きてきた中で積み重ねられたこれらのバランスによって、体のつくりが人それぞれに違うのです。

体のつくりが違うのに「この方法が良いらしい」と誰かのすすめる手段や方法論に気をとられてしまうと「何をやってもダメだった」「どれだけやっても報われない」と、その結果に振り回されてしまいます。

そうではなく食事・体・心を総合的に見て「人間として健康になっていく」ということが基礎体温を上げること、妊娠の可能性を高めることに最も効率的な方法ではないかと私は考えています。

そこで今回は、妊娠するには基礎体温を上げる!基礎体温を上げ、妊娠するための「心」を含めたトータルケアについてお伝えしていきます☆


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妊娠するには基礎体温を上げる!心の中庸(ちゅうよう)について☆

中庸とは何か

今回のテーマである心の中庸。「中庸って何?」という方も多いですよね。中庸とは、東洋医学の陰陽説に登場するものです。

陰陽説とは

陰陽説とは、世の中のすべてが陰性と陽性に類別できるという考え方。空を見上げれば太陽が陽性で、月は陰性。男女であれば男性が陽性で女性は陰性。といった具合に、世界に存在するものすべては陰陽によってわけることができるのです。

性質としては陽性は暖かい・積極的・明るい・光などで、陰性は冷たい・消極的・暗い・闇などです。陰性は悪いイメージがありますが、陽が存在するには陰がなくてはならない。どちらがなくても世界は成り立たないという世の中の真理を表しています。

そして、陰と陽のちょうど中間にあたるのが「中庸」です。中庸は陰性にも陽性にも偏ることのないバランスの取れた状態。

人間のからだも、中庸の状態にあるときが最も調和がとれ、心地よく健康な状態であると言われています。

人間の体はどうしても陰性に偏りやすいため、体温を上げるためには意識的に陽性の食品を摂ることで体が温められ、中庸を保つことにつながります。

基礎体温を上げることと心の中庸の関係

体温を上げることと、心の中庸。あまり関係があるようには思えませんよね(^^;しかし、心の状態は私たちが気付いていないだけで、体に大きな影響を与えています。

それがストレスです。ストレスはイライラや嫌なことがあって落ち込むなどのイメージが一般的ですが、悲しむこと・悩むこと・憎しみ・不信感などもストレスに含まれます。(体の調子が悪い・けがをした部分が痛いなども実はストレスの一種で「物理的ストレス」と言われます)

イメージですぐにわかると思いますが、これらはすべて陰の感情。陰陽は人間の心にも当てはまります。

そしてストレスを感じることでまず最初に体に起きるのは血行不良です。人間の体はストレスを感じると体を緊張させ、血管が収縮して血行が悪くなります。

その状態が長く続くと、血液の循環が悪くなり、温かい血液が巡りにくくなって冷えが生じます。また、筋肉の緊張が長く続けば体が凝り固まり、柔軟性を失った筋肉はポンプの役割を果たせなくなり、より血液循環を悪くするのです。

これが心の状態による低体温の直接的なしくみです。(他にも内臓機能の低下など、間接的な要因も発生します)では逆に明るい陽の感情が強ければ良いのかと思いますが、そうでもありません。

「喜」も行き過ぎると心に負担となる…と言われていて、喜びというプラスの感情も、行き過ぎると心拍数を上げて心臓に負担をかけるのです。

笑い過ぎてフラフラしたりめまいを起こしたり、せき込んで苦しくなったりという経験がある方もいますよね。

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。どちらでもない中庸という状態は、心にとっても体にとっても最も負担がなく、理想的な状態であると言えるのです。

妊娠と心

妊娠を望み、妊活に励んでいる方にとって、ストレスケアは大きな壁となります。

とくに結果の出ない状態が続いていると、毎月のように落ち込んでストレスを抱え、小さな子を連れている女性に対して羨ましさや憎しみを感じ、そんな自分に自己嫌悪を感じてさらにストレスを感じてしまうという負のループに陥ってしまうこともあるでしょう。

そして、結果を求めれば求めるほど「今月こそは!」「絶対妊娠するんだ!」という強いプレッシャーを生んでしまいます。実はこのプレッシャーは妊娠の敵。

妊娠には自律神経が深くかかわっており、妊娠が成功するときは副交感神経が優位であることが重要と言われています。そして「妊娠しなければ」という強いプレッシャーは交感神経を優位にするため、妊娠を強く求めるほどに、自然な妊娠を遠ざけてしまうのです。

「あきらめたとたんに妊娠した」というパターンが多いのはそのためであると考えられます。

あきらめることで、妊娠を目的とした義務的な夫婦関係ではなく、夫婦としてのコミニュケーションそのものを楽しむことができるようになります。

その関係性がリラックスした時間をもたらし、副交感神経を優位にし、体が妊娠を受け入れる状態をつくるのだと考えられます。

妊娠できないストレスのやり場は

ストレスが妊娠のためによくないとはわかっていても「どうすれば良いのか」は誰も教えてくれません。

しかし、他人を羨んだり、悔しいと思った自分の気持ちを否定する必要はありません。「こんなことを考える私はなんて嫌な人間なんだろう…だから赤ちゃんも来ないんだ…」そんな風に思う必要はありません。

だって当然のことです。自分が欲しくて欲しくてたまらないものを、他人は当たり前のように手に入れていて、自分は努力しても手に入れられない…。悔しくて悲しくて当然なんです。

電車の中や、出かけた先で見かける妊娠中・子連れの方々、いやな気持ちが沸き上がってきますよね。

少しブラックな感情に直面することもあるかもしれません。

前はこんなこと思わなかったのに、私ってなんて嫌な奴だろうと感じる方もいらっしゃいます。

 

しかし、こうした気持ちを持つのは当然なんです。

誰しもそういう心境になっておかしくありません。

だって、自分が願っているのに叶わない状況を、相手の人は手に入れているのですから。

 

したがって、

「私ってひどい人、こんな私には赤ちゃんは来ない・・・」

と思わないでください。

 

心の中でいろいろなことを感じるのは自由です。自然で良いのです。

その感情に対して罪悪感を持つ必要はありません。

しかし、言動に出してしまったら良くないですね。

 

見かけて辛いときは、見えない場所に移動してください。

負けているのではありませんよ。

自分を守っているのです。

菅谷典恵 京野アートクリニック 妊活ノートより

こちらは生殖心理カウンセラーの菅谷典恵さんの記事からの引用です。菅谷さんの記事は、不妊治療の現場を見てきた視点を持ちながらも、妊娠を望む女性に寄り添った言葉にすごく感動させられます。

菅谷典恵さんの記事も見られる「妊活ノート」のページです↓

今回引用させていただいた妊活ノートの記事はもちろん、専門的な視点からの妊活について学ぶことができます。不妊治療や妊活に関する基礎知識や、専門的な内容もとってもわかりやすいですよ☆

セルフケアに限界を感じていた方や、不妊治療について知りたいという方にはとてもおすすめです!

どれだけがんばっても、一人ではどうにもできないときもあります。そして不妊の悩みは周りに言いたくない・知られたくないと思う人も多く、理解・共感を求めるのが難しい問題でもあります。

そんな時には、こんな風に寄り添ってくれる専門家の方にお話を聞いていただくことができたら、ずっと前向きになれると思います☆

菅谷さんは、東京都港区にある京野アートクリニック高輪をメインとして、仙台のアートクリニックでも勤務されています。悩みを抱えている方はぜひクリニックに足を運んでみて下さいね☆

京野アートクリニック高輪↓

京野アートクリニック仙台↓

心の中は自由

さきほどの菅谷さんの言葉の中に「心の中は自由」とあります。この心の中の自由は、まさに心の中庸です。あるがままのニュートラルな状態。

しかし、ここにはポイントがあり、自分が抱いた負の感情にフォーカスしすぎないことです。

「悔しい…どうしてあの人は…どうして私だけが…」と感じたときは、一呼吸置き、「今私はそう思っているんだね」とつぶやいてみましょう。少し客観的になることで、思いつめている感情に距離を置き、陰の感情に支配されることを回避できます。

「そんなことを思ってはダメ」と押し込めてしまうと、心に無理がかかって、どんどん自分が苦しくなってしまいます。

自由な思いを抱きながらも、そんな自分を認め「そんな風に思う時もあるよ」という視点をプラスすることで中庸な精神状態を保つことができるのです。


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基礎体温と妊娠…知識と実践のバランス

4つの記事にわたり、基礎体温を上げることと妊娠しやすい体づくりについて、たくさんの情報をお伝えしてきました。

たくさんの情報を得ることで救われる方がいることを願っていますが、中には自分の知らなかった知識を得ることで「知らなかった自分」に対して嫌悪感を感じたり、うまく実践できない自分に対して「なんてダメなんだろう」と思ってしまう方もいます。

私はあくまでも「ひとつの知識として情報を届けたい」と思っています。「妊娠したいならこれ全部しないとダメよ!」というつもりはまったくありません。

新しい情報は人生の選択肢を増やします。知らなかった自分がダメなのではなく、知ったことで選べる未来が増えたことになるのです。

その上で選んでいくのは自分です。ストイックになりすぎず、自分自信の中庸を意識し、バランスを取りながら少しずつ生活を変えていってもらえたらと思います。

白砂糖や食品添加物も「完全に避けなくてはならない」と思い始めたら、世の中の食べ物は何も食べられなくなってしまいます。

しかし、自分の中に知識を持って、中庸のバランスを意識すると「外食やおでかけの時は好きなものを食べたいから、家では自炊をがんばろう」とか「家で使う砂糖だけは白砂糖やめようかな」など、自分なりに心地よく変化していけるラインが見えてきます。

そしてどんな小さな変化も、継続することで大きな結果につながります。

そうやって心の面でも無理のないニュートラルな状態「中庸」を目指して、体も健やかになっていけば、自然と体は温まり、妊娠という神秘的な営みにつながっていくと言えるでしょう☆

全ての女性の幸せを願っています☆

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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。