夜のおねしょはトイトレできる?日中のトイトレとは別物!軽やかに卒業する方法

日中のトイトレが成功すると、次なる課題はおねしょですよね。

日中のトイトレが完了するくらいの年齢になると、あまり夜間におしっこをしなくなっている子もいるのではないかと思います。

しかし、朝まで出なかった日もあれば、起床直前に出てしまう時や、夜中に出てしまう時など、おねしょ事情はてんでばらばら。

おねしょの悩みは子どもの年齢層も幅広く、就学前にしなくなる子もいれば小学生でもおねしょをしている子もいます。とくに年齢が高くなるほど、ママの悩みも深刻化していきます。

そして夜間はママも一緒に寝ているので、日中のトイトレのようにおしっこが出る前に対処するのも不可能。

防水シーツやおねしょシーツなどの対策はとれますが、やっぱりお布団でおねしょされるのは精神的にこたえますよね(^^;

そこで今回は、夜間のおねしょと昼間のトイトレの違い、おねしょのメカニズム、軽やかに卒業する方法についてお伝えします☆


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夜のおねしょはトイトレできる!?日中のトイトレとの違い

おねしょをしてしまうメカニズム

私たち大人がおねしょをしないのは、体の発達が完了しているためです。おねしょをしなくなるためには

膀胱の十分な大きさ・夜間の排尿をおさえるホルモン・尿意によって目を覚ます能力

この3つがともに揃って発達することが必要。

まだ小さい子どもの場合には、眠っている間のおしっこを朝まで溜めておけるほど、膀胱が十分に発達していません。

また、夜間の排尿を抑える抗利尿ホルモンの分泌も不安定。尿意を感じて目を覚ますというのも、子ども自身の中で「おねしょをしてしまい目を覚ます」という経験を何度もするうちに、あるとき突然気付き、できるようになるものです。

つまり、おねしょのメカニズムは「身体・ホルモン・神経伝達」の未発達によるもの。日中のトイトレのように意識付けでトレーニングするものではなく、子どもの健全な成長を促すことで、自然に卒業していくものなのです。

子どもの「おねしょ」ママが気をつけること

ママにとって実際問題、負担の大きいおねしょ。仕方ないとはわかっていても、できれば早く卒業してほしいですよね。

しかし、おねしょをしなくなってほしいと思うあまりに、おねしょをしてしまったことを責めたり、叱ったり、プレッシャーをかけることは絶対にしてはいけません。

先ほど触れたとおり、おねしょの卒業には「身体・ホルモン・神経伝達」の3つが揃って発達することが必要です。

怒られる・叱られるなどのプレッシャーは、子どもにとって大きな精神的ストレス。ストレスによって自律神経が影響を受けることで、ホルモンの分泌を妨げたり、身体的な発育を阻害することにもつながります。

つまりおねしょに対して怒る・叱るという行為は、結果としておねしょを早く卒業させるためには、逆効果ということです。

また「睡眠中のおねしょ」という自分自身ではどうしようもない事に対して怒られることで、子どもの自尊心を傷つけ、無気力感を与えます。

とくに、きょうだい・友達・先生やその他の他人の前で、おねしょのことを言ったり冷やかしたりするのは絶対に避けましょう。大人は冗談のつもりでも、本人は深く傷つき、親に対する不信感を抱きます。

また、おねしょで布団を汚さないために夜中に起こしておしっこをさせるという対策を取る方もいるのですが、それも体の発達的にはNGです。

夜間に起こされることで睡眠が妨げられ、結果的にホルモンバランスを乱し、体の発育を遅らせます。

子どものおねしょで、ママが意識すべき原則は、責めない・起こさない・そして焦らず待つということです。

おねしょに対して「待つ」ことの意味

前回の「トイトレの極意」の記事でもお伝えししましたが、こどもの排泄に対してママが「待つ努力をする」ということは非常に大きな意味を持ちます。

前回の記事【トイトレの極意】はこちら↓

人間は本能的に向上心を持っています。誰しも「上手になりたい・今より良くなりたい」という気持ちを持っていて、それは子どもも同じです。

おねしょをしてしまったら、大人に言われなくても「ああ…やってしまった…」と思っていますし、恥ずかしい、早くおねしょを卒業したいとも思っています。

それに対して怒られること、ママのうんざりした顔を見ることがどれだけ辛くて悲しいかはご理解頂けると思います。

そこでママが「自分で卒業できるまで待っていてあげるよ」とおおらかな心で受け止めることができれば、おねしょをしなかった時、夜中に自分で目覚めてトイレに行けたとき、本人はとても大きな自信を得ることができます。

大人にやらされたのではなく「自分でできたよ!」と、子ども自身が思えるように導いてあげることで、心の成長や高い自己肯定感につながるのです。

おねしょ卒業をおおらかに待つためのグッドアイデア

おねしょにもトイトレにもおおらかな気持ちが大切ということがわかっても、実際毎日布団におねしょされるのはツライですよね。

そこで、夜間のおねしょをおおらかに見守りつつ、子どもの意欲を育て、布団のダメージを最大限抑えるグッドなアイデアをご紹介します☆

子どもの「できる!」に気付くために

夜のトイトレに挑戦しようと思ったら、それから毎日、パジャマに着替えるときに「今まで通りのオムツ」「布パンツ」どちらをはいて寝るか子どもに選ばせるようにしてみましょう☆

最初のうちはいつも通りのオムツを選び続けると思います。本人が選んだら、必ずその意志を尊重し、はかせてあげて下さい。(ママが勝手に「今日は布にしなさい!」と決めるのはNGです)

するとあるとき、自分で布パンツを選ぶときが来るでしょう。その時は「本当に大丈夫?」とか「待ってました!」とか思うかもしれませんが、プレッシャーを与えてはいけません。ぐっとこらえて「じゃあ今日はこれはいて寝ようね」と希望通りはかせて寝かせてあげましょう。

「布パンツを自分で選んだ」という行動は、自分で「できる!」と思い、おねしょ卒業に挑戦するという決意を持ったことになります。(パンツのデザインに惹かれたりしている場合もありますが笑)

もちろんすぐにはできませんが、パンツや服が濡れる「おむつではないおねしょ」を何度も経験することで、乗り越える意欲や、乗り越えたときに「自分で決めて自分で成し遂げた」という大きな自信を育てることができます。

初めて布パンツに挑戦して失敗すると、またおむつに戻ってしまう場合もありますが、それでも大丈夫。本人の意思を尊重してあげて下さい。ママは再び本人が「できる!」と決意するのをじっと待ち、パンツとおむつの選択肢を与え続けてあげましょう。

ママのおねしょストレスを最小限に!テープオムツの活用

ここで登場するのが「テープタイプのおむつ」です!こどもが大きくなるとパンツタイプを使用するママがほとんどだと思いますが、このパターンではテープタイプがとても役に立ちます。

子どもがしっかり寝入ったら、こっそりパジャマの上からテープタイプのおむつを装着しておきましょう。(パンツタイプでもできますが、起こしてしまう可能性が高くなるのでテープの方がおすすめです)

これなら、濡れた感覚・パンツの中でおねしょをしてしまった嫌な感じは残しつつ、布団へのダメージは最小限に抑えられます。

ママも「おねしょで布団を汚される」という不安を感じることなく、ゆっくり眠ることができます☆

もちろん服は濡れてしまいますが、シーツをはがして洗うこと・子どもがいつまでもおねしょを卒業できないママの焦りというストレスに比べれば小さな負担であると言えるでしょう。

「おねしょで布団が濡れる」というママの不安がなくなれば、子どもの挑戦意欲を尊重することも、うまくできずに失敗が続く事も大きなストレスにはなりません。ママは「いつできるようになるかな♡」とおおらかな気持ちで待ち続けることができるでしょう。

そしてママのおおらかな気持ちは子どもにしっかりと伝わります。やさしく見守ってくれる最大の味方を得ることで、子どもはより向上心・意欲・自信を持ち、安心してさまざまなことに挑戦していくことができるのです☆

おねしょとトイトレから見える子育ての本質

今回はこどものおねしょについてお伝えしました。おねしょの克服・トイトレという排泄にまつわるひとつのイベントが、子どもの心を育てることにつながっているということに気付いて頂けたのではないかと思っています。

これはトイトレだけに限らず、子どもを育てている間に起こる出来事はすべて「子どもの心の成長」につながっています。

それはとくにママやパパが「しんどい・ツライ」と感じる出来事であるほどに、子どもの中に信頼感・自尊心・自己肯定感を大きく育てるタイミングであると言えるでしょう。

子どもを育てている多くのママ・パパは「自分の手を離れるときに、自分で人生を切り開いていける人間力のある子に育ってほしい」と思っているはずです。

実はその人間力の基礎を作るのが、まさにこのトイトレ期にあたる1歳から3歳ごろの時期。人間力の核であるコミニュケーション能力や心の強さ、自分を信じる力は、この時期に最も大きく成長するのです。

叱りつけてコントロールし、大人の言うとおりに動いてくれる子どもは、とても育てやすく親もラクだと思います。私も心にゆとりのない時は嫌がる息子をむりやり担いで連れ出したり、叱りつけてしまうこともあります…。


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しかし「子育ての本質って何だっただろう」と思ったときに、私は「今育てやすい子でいてほしい訳ではない」「自分の手を離れるとき、幸せに生きていける人であってほしい」と思いました。

まだまだ完璧になんて到底及びませんが「この子が1歳のとき、ママも1歳なんだ」と思いながら、一緒に成長しています。

ちょっと大変な子どもの排泄問題ですが、豊かな心を育てる大切な時期なんだと知って、ちょっとした工夫で心にゆとりを持ち、おおらかな気持ちで気長に見守ってあげて下さいね(*^^*)

ちなみに…小学校に上がってからも、おねしょをしてしまうことに悩んでいるママは、実はかなり多くいるそうです。林間学校でのおねしょを心配して担任に相談したところ「毎年必ず数人はいるんですよ」と言われて少しホッとした…というママも多いのだとか。

そのため「うちの子だけ…」と気に病む必要はありませんよ!わざわざ言って回るような事ではないので、言わないだけで悩んでいるママはたくさんいるのです。一人ではありませんよ。

しかし、いずれは必ずできるようになっていきます!大きくなった子のおねしょの場合は、とくにプレッシャーや本人の自尊心を傷つけることに注意し、様子を見ながら見守ってあげましょう。

前回の記事【トイトレの極意】はこちら↓



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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。