子どもの語彙力・会話力は親の関わり方で決まる!親子コミニュケーションでの注意点とは

子どもは成長とともに語彙力(ごいりょく)がつき、この世に産まれてから5年も経てば、大人と対等に会話ができるまでに成長します。

ねんねのままで泣くことしかできなかった我が子が、たどたどしくも言葉を発するようになると、親としての楽しみもより一層膨らみますよね☆

しかし、言葉を話すようになって嬉しい反面、気になってしまうのが、我が子の語彙力の遅れ。他の子と比べたり、1歳半検診で「2語文が出ていないので少し遅めですね」などと言われたり…子どもの語彙力に関しては、ママの心を追い詰める要素がたくさんあります。

語彙力の成長には子ども個人によってかなりの差が出るため、早い遅いを気にする必要はありません。しかし、子どもの語彙力を最大限伸ばしてあげるために、親としてできることがあります。

そこで今回は、その子自身の語彙力・会話力を最大限に伸ばす方法と、逆に子どもの語彙力の成長を妨げてしまう親子コミニュケーションについてお伝えします☆


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子どもの語彙力・会話力を伸ばすために親ができること

語彙力(ごいりょく)とは

子どもの言葉の発達について調べると必ず「語彙力」という言葉が出てきます。簡単に言うと、その言語に対するボキャブラリーが充実しているということで、知っている単語の数や、言葉の表現・使い方をどれだけ知っているかということを総じて語彙力と言います。

私たち大人が英語や外国語を勉強する際にも使われる言葉で、覚えた英単語が増えたり、日常会話ができるまでに成長したときなどに「英語の語彙力がついた」と使うことができます。

子どもが日本語を覚える場合もまったく同じ。日本語に対する知識がゼロの状態から、見よう見まねで少しずつ話すようになり、繰り返し繰り返し聞き、間違いながらも言葉に出すことで、自分の中の語彙力を伸ばしていくのです。

子どもがしゃべり始めたら注意!語彙力の成長を妨げる行動と正しいコミニュケーション法

言い間違いを一緒になって言わない

子どもがつたない言葉で話し始めると、うまく言えなかったり間違ったり、とても可愛いですよね(*´ω`*)うちの息子が最初の頃によく言っていた言葉は電車。しかし、うまく言えなくて「えいしゃー」と言っていました(^^)

可愛いので、親も一緒になって「ホラえいしゃーきたよ!」などと言ってしまいがちですが、実は語彙力を育てるためにはこれはNGです。

正しい言葉は「電車」ですし、子ども自身も「電車」と言っているつもりでいます。しかし、大人が子どもに合わせて「えいしゃー」と言っていると、子ども自身は正しい発音を聞くことができないため、「えいしゃー」で正解だとインプットしてしまいます。

そして、親自身が「えいしゃー」でインプットさせたものを、後々になって「えいしゃーじゃなくて電車だよ」と教え直すことになり、子どもからすれば「自分がえいしゃーだと思っていたものはどうやら電車らしい」「でもママもえいしゃーって言っていたのに…」という無駄な混乱がうまれるのです。

子どもの語彙力を伸ばすには、子どもが「えいしゃー」と言ったときに「わーほんとだ、電車だねー♡」というように、肯定しながらも親は正しい発音で返すということを続けていきましょう。

英語を話せない日本人が英語の「L」と「R」を言い分けられないのと同じで、子どもも言葉としてうまく発することができません。そのため、すぐにできるようにはなりませんが、親が正しく発音していれば、それを何度も何度も聞き、子ども自身の声帯や舌の筋肉などが発達することでいつの間にか正しく言えるようになるのです。

言い間違いをからかわない

あまりに面白い言い間違いだと、思わずツッコんで笑いにしたくなりますが、本人はいたって真面目です。間違いを指摘されると、心が傷つき、恥ずかしさや悔しさが入り混じった複雑な感情になり、言葉を話すことに対してマイナスなイメージを植え付けてしまいます。

大人になるにつれ、テレビに出ているお笑い芸人さんなどの影響から「間違って笑われるのもオイシイ」「自分はウケている!」という、恥ずかしい間違いもプラスに転換する技術を身につけていくことができます。

しかし、実際にテレビで活躍しているお笑い芸人さんの中にも、自分の言い間違いで大爆笑が起こっているにもかかわらず、言い間違いを指摘されたことに対して不服そうな顔をする方はいますよね(笑)

間違いをからかわれた子どもはまさにこの状態です。周りがどんなに喜んでいても、可愛いと思っていても、大人の世界ではとても面白いことだとしても…本人は一生懸命に発した言葉を笑われて、複雑な感情を抱くのです。

日常的にそれが続くと「この言葉を言ってみたい!」と思っても、思い切って発言できなくなってしまい、結果的に語彙力の成長を遅らせてしまうのです。

言い間違いを指摘しない

からかうのとは少し形が違いますが、完璧主義の親御さんによく見られる言い間違いに対して指摘し、言い直させるなども結果としては同じです。

私たちが英語で「Train(電車)」と言ったときに、外国人の方には「トレイン」と聞こえたようで「『トレイン』じゃなくて『Train』ね。」と毎度毎度言い直されたらどう思うでしょうか。

自分は正しく発音しているつもりで、言い直されても違いもよくわからない。これが会話のたびに毎度続くと、どれだけ話の中身が面白かったとしてもつまらなくなり、その人と会話するのは嫌になってしまうでしょう。

しかし、逆にたどたどしい英語でも聞き取ってくれて「お、いい発音だね」などと言ってもらえれば、その人の会話をしっかり聞き「もっとうまく話せるようになりたい」と自分なりに努力していくはずです。

そして下手であっても受け止めてもらえれば、会話自体を楽しむことができるため、結果的に語彙力は格段に成長するのです。

その時期の子どもが言葉を発するときには、そこに何かしらの喜びや発見がある場合が多いです。息子の「えいしゃー」には電車を見つけた喜びや、電車を好きな気持ち、それを私に教えたい・一緒に共感してほしいという気持ちが込められていたと思います。

そのキラキラ輝いた子どもの気持ちを「『えいしゃ』じゃなくて『電車』でしょ。」と冷たく一刀両断にしてしまうのはあんまりですよね。がっかりして意欲を失うのが目に見えます。

子どもは親が無理にやらせなくても「より自分を成長させたい」という気持ちを常に持っています。大人が背中を押さなくても、自然と上を向いているのです。

そのため、子どもの語彙力を伸ばすために親ができることは「間違っていることをわからせて、正しく訂正させる」ということではなく、不慣れな言葉でも伝えようと頑張っている姿を喜び、正しい発音に気付けるようにしてあげること。そして「お話って楽しい!もっと話したい!」と思わせてあげることなのです。

「このまま間違った発音で覚えちゃうかもしれない!」と不安になるかもしれませんが、正しい関わり方さえ続けていれば、どこかで必ず気付いてくれます。

焦る気持ちをぐっとこらえて「絶対に気付いてくれる!できるようになる!」と信じて待ち続けることが、親がするべき本当の努力と言えるでしょう。

産まれてすぐに始められる語彙力が伸びる親子コミニュケーション

その子だけのための30分をつくる

実は生まれてすぐの赤ちゃんにも、その後の語彙力を伸ばすためにできることがあります。それは、1日のうちに「その子のためだけの30分」を作るという方法。

テレビも音楽も消し、パパもばーばもいない静かな部屋で赤ちゃんとふたりきり。ママは赤ちゃん以外のことは何も考えず、その子だけを見つめて、好きな言葉を語りかけて過ごすのです。

これは著書「我が子の発達に合わせた1日30分の『語りかけ』育児」に紹介されている方法で、語彙力だけではなく赤ちゃんとママの信頼・愛着を育てるためにも非常に有効な方法です。

0歳児から4歳児まで使用できるため、赤ちゃんだけでなく「ある程度大きくなっているのに言葉の遅れが気になる」というママにも、具体的な実例をもとにして解説されています。

また、その年齢に応じた30分の過ごし方や、手遊び方法、語りかけ方法で注意することなども紹介されているため、長く使えておすすめ。私も0歳児の時に購入し、実際に持っています。

久々に出して読むと、その年代ならではの問題点や、陥りがちな親の行動、実際に自分の子どもと照らし合わせての関わり方を確認できるため、家庭の医学書ならぬ家庭の育児バイブルとして手に取りやすい場所に常備しておくのもいいですね☆

ちなみに、スマホにkindleの無料アプリをダウンロードすると、書籍の無料サンプルがもらえます☆

気になっている方はぜひ(*^^*)

語彙力の成長に焦りは禁物。ゆっくりでもいいから楽しんで

赤ちゃんが1歳くらいになると、少しずつ言葉らしきものを話し始め、言葉数の多い少ないに個人差はありますが、1歳半ごろにはほとんどの赤ちゃんが1単語での言葉を発すると言われています。

しかし、他の子と比べて遅れているからと言って、焦る必要はありません。まず念頭において欲しいのは、この時期に多少言葉が遅れていても、いずれは必ず話せるようになるということ。そして、語彙力の成長は、ひとりひとりの差が非常に大きいものだということです。

明らかに病院での診察が必要なほどの遅れの場合は、また少し内容が異なりますが、多少他の子よりゆっくりであっても何の問題もありません。なぜなら子どもの語彙力の発達の差は、いつ一人歩きを始めるかの個人差よりもずっと大きな開きがあるためです。


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私自身、1歳半検診で2語文がスムーズに出ていなかったことで保健士さんに「少しゆっくりめなのかな」と言われ、気持ちが落ち込んだのを覚えています。

しかし、うちの息子も現在2歳半になり、すっかりおしゃべりも上手になり、保育園であったことや覚えた歌などを毎日一生懸命聞かせてくれます。

そのたびに極力しっかり顔を見て、嬉しかったことには一緒に手を叩いて喜び、一緒に歌ったり…とにかく一緒に楽しむことを心掛けています。

心の基礎ができると言われている、本当に短い幼児期。子ども相手のやりとりですから、ちょっと面倒に感じることももちろんあります(笑)

でも、できる限り会話を楽しみ、質問したり驚いてみたり…たくさんのおしゃべりを楽しいと思い、語彙力を伸ばす関わり方をしてあげることは、その後の人間関係を楽しみ、高いコミニュケーション能力を身につけていくことの基礎になると言えます。

相手をするママはちょっと大変ですが、挑戦してみる価値はありますよね(*^^*)

そしてそもそも子どもは人と比べるものではありません☆その子ひとりひとりが素晴らしく、大人の常識をはるかに超えた、無限に広がる可能性を秘めています。

誰と比べずともその子はその子自身で完成していて、その子そのもので素晴らしいのです!

他人と比べた評価ではなく、その子自身の成長をしっかり見つめてあげて下さい☆そうやって自分を見てくれるママからのまなざしが、何よりも我が子を自由に・最大限成長させることにつながると言えるでしょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。