赤ちゃんのお洗濯には何を使う?無添加洗濯せっけんの落とし穴とは

出産準備中や実際に赤ちゃんが生まれてから、赤ちゃんの服を洗濯する際にどの洗剤を使うべきか…と迷った経験のあるママは多いのではないでしょうか。

肌にやさしい無添加洗濯せっけんで、香りもよく値段も手ごろ。取扱店舗が多いため手に入りやすい代表的な商品がarau(アラウベビー)。実際に使用している方や、以前に使っていたという方も多いですよね☆

アラウ自体はとてもいい商品なのですが、長く使い続けて「洗濯物が臭くなった」「黄ばんでしまった」という経験をされた方は少なくないのでは。実はそこにはアラウが洗濯せっけんであるということが関係しています。

そこで今回は赤ちゃんのお洗濯のため、無添加洗濯せっけんに挑戦したママが陥りやすい失敗と、洗濯せっけんの正しい使用方法についてお伝えします☆


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赤ちゃんのお洗濯ユーザーが多い無添加せっけんの落とし穴

赤ちゃんのお洗濯に推奨される「洗濯せっけん」とは

一般的に大人が使用する、ドラッグストアなどで販売されている洗濯洗剤はほとんどが石油由来成分を使用した合成洗剤。石油由来の成分を使用しているため加工しやすく、低価格でも高い洗浄力・仕上がりの良さ・強い香りなど、現代人のニーズに合わせた扱いやすい洗剤であることが特徴です。

しかし、手に取りやすい価格で満足しやすい反面、石油由来の洗浄成分による水質汚染や合成界面活性剤による経費毒、皮膚への刺激・乾燥などから、安全なものを求める方からは敬遠される場合が多くあります。

とくに赤ちゃんの服を洗濯する場合には、刺激の強い石油系合成洗剤を避けたいと思うママも多く、その場合にたどり着くのが、無添加・低刺激な「赤ちゃん用洗濯せっけん」なのです。

赤ちゃんの洗濯せっけんと、石油由来の合成洗剤

ベビーショップなどでもよく見かける代表的なものは、先ほども出たアラウですが、それ以外にもミヨシやシャボン玉石けんなど、日本の様々なブランドで赤ちゃんや肌の敏感な方向けに洗濯せっけんが販売されています。

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洗濯せっけんというと、粉状の洗剤をイメージしますが、実は液状のものでも石鹸成分で作られたものは洗濯せっけん。裏面の成分表示を見れば、合成洗剤と洗濯せっけんの違いは一目瞭然です。

こちらはとある合成洗剤の成分表示↓

ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、水、ブチルカルビトール、プロピレングリコール、脂肪酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルアンモニウム塩、クエン酸塩、香料、アクリル酸塩系共重合物、酵素、着色剤

すごくたくさんの成分が並んでいます。ちなみに成分表示の見方は、上から順に使用量の多いものが並んでいます。そしてこの中ではポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩と、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの二つが合成界面活性剤。液体洗剤の中に含まれる水の量よりも合成界面活性剤の量の方が多いんですね!

そしてこちらがアラウの成分表示↓

純石けん分(30%脂肪酸カリウム)

これだけです。すごくシンプル!

洗剤だけでなく食品を選ぶ時にも私自身心掛けていることなのですが、私のように化学や医学などの専門知識を持たない人間が安全なものを選びたいと思った場合には「カタカナの知らない名前が大量に長々と書き連なっているものは選ばない」というのがひとつのポイントです。

ただし、安全性を求めて新しく開発・発見された成分にも難しい名前が付けられている場合があるので一概には言えませんが…少なくともこれを心掛けることで、かなりの石油由来成分や化学物質を避けることにつながると考えられます

食品にも洗剤にも共通することですが、明らかに一般人でも「毒物」とわかる名前が書かれていたら誰も買わないと思います(「硫酸」とか「塩素」とか書いてある洗剤があったら誰も買いませんよね)が、それがわかりにくい難しい名前で書かれていると「なんだかよくわからないけど、まぁお店で売ってるんだから大丈夫なんでしょ」と考えずに買ってしまいます。

石油由来成分は肌への刺激が強く、子どものアトピーや皮膚炎を悪化させる原因になります。(もちろん大人の方でも肌が敏感な方には異常が起こります)洗濯洗剤もそうですが、とくに柔軟剤の使用には注意してください。

衣類を柔らかく仕上げる・強い香りをつけるなどを目的とした柔軟剤は、肌に与える刺激が強く、私の息子も、うっかり柔軟剤を使用してしまった時、服を着た形そのままに湿疹がびっしりと出たのは今でも忘れられません。

赤ちゃんのお洗濯に洗濯せっけんが選ばれる理由は、それらの石油系合成洗剤に含まれる合成界面活性剤・合成香料・蛍光剤・漂白剤・着色料・保存料といった「からだにとって不要なもの」を含まない自然なものであるからと言えますね☆

シンプルで安全な赤ちゃん用洗濯せっけんの落とし穴とは

シンプルで肌への刺激も少なく、赤ちゃんにも環境にもやさしい洗濯せっけん。完璧なようですが、実は少々問題があります。それは「使用方法が特殊である」ということ。

序盤でも触れましたが、赤ちゃんができたことがきっかけで洗濯せっけんに挑戦したものの「洗濯ものが臭くなった」「黄ばんでしまった」などの失敗を経験し、石油系合成洗剤に逆戻りしてしまうというケースが多々あります。

実は洗濯せっけんにはお洗濯のポイントがあり、それを遵守しなくては洗濯を失敗してしまうという扱いにくさがあるのです。

今までのように、洗濯物の上から洗剤を注いで、スタートボタンを押すだけではダメなのです…

石油系合成洗剤は、その扱いにくさを石油由来成分や合成化学物質によって扱いやすく加工したもの。便利さと利益を優先し、消費者の健康・安全・環境への配慮が後回しになってしまった例と言えるでしょう。

赤ちゃん用洗濯せっけんの失敗しない使用方法

洗濯せっけんのお洗濯でおさえるべきポイントは2つ。「ぬるま湯の使用」「泡立ち」です。

低水位でぬるま湯を溜め、かくはんする

せっけんでの洗濯の場合、水温が低いと洗浄力・泡立ちが悪くなり、洗濯の失敗につながります。

まずは洗濯機には何も入れない状態で、低水位のぬるま湯(30℃~40℃くらい)を溜めましょう。

洗濯物の量に応じた洗濯せっけんの目安量を投入し、洗濯機を回します。洗濯物はまだ入れません。

3~4分回し、十分に泡立てる

ここでポイント!炭酸塩(炭酸ソーダ)を一緒に入れます。

ない場合にはセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)か、酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)でも代用できますが、炭酸塩が最もおすすめです!

この炭酸塩は「助剤」と言われ、せっけんの泡立ちを助けるはたらきをします。洗濯せっけんでのお洗濯は、せっけんを十分に泡立たせ、洗濯物を入れても消えないくらいのしっかりした泡で洗わなくては失敗してしまいます。

泡立ちの少ない状態ではせっけんカスが残ってしまい、洗濯物が油臭くなる・カビ臭くなる・黄ばむ・洗濯槽のカビがひどくなるなど、残念な仕上がりになってしまうのです…

↑これでもちょっと足りないくらいかな~…もう少しモコモコが理想。衣類を入れた状態でもこのくらいしっかり残っていればOKですよ☆

正規の水量に達したら洗濯物を入れる

実際に洗濯物を入れていくのですが、洗濯物を入れて回すうちに、泡が消えてしまう場合はせっけんが不足しています。洗濯機を回しながら洗剤を少しずつ足していくと、泡立ちが復活します。

洗濯物に負けないモコモコの泡ができればOK☆洗いの時間は10分もあれば十分です。

洗濯せっけんのすすぎは2回

せっけんでのお洗濯は、せっけん残りを防ぐために必ず2回行います。さらに言うとぬるま湯だともっと理想的ですが、そこまでやると大変なので、ニオイ残りなど特別問題を感じない場合は冷水すすぎでもOK。

ぬるま湯を洗濯機に溜めるには?

私の出身は北海道なので、洗濯機の上には水だけでなく、必ずお湯の蛇口も備え付けられています。それが当たり前だと思っていたので、茨城に移り住んでから自宅を新築した際に、洗濯機に水しかつながっていなかったことにとても驚きました!

洗濯にお湯も使いたいと思っていたので、とてもがっかり( ノД`)

赤ちゃんのミルクの吐き戻しやウンチ汚れ、大きくなってからの泥汚れなどはお湯での洗濯が威力を発揮します!そして、洗濯機の槽洗浄の場合にも、60℃の熱いお湯がおすすめです。(酸素系漂白剤を使用)

積年の黒カビゴッソリ!の洗濯槽洗浄法はこちら↓

赤ちゃんが生まれるのをきっかけに家を建てる方も多いですよね。これから新築を建てられる方は、必ず洗濯機にお湯をひけるようにしてもらうことを強くおすすめします!ママのお洗濯が格段にラクになりますよ☆

洗濯機にお湯がつながっていない環境でもお湯の使用は可能です☆各ご家庭に合った方法がありますので、詳しい方法はこちらをご覧ください↓



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洗濯せっけんにはリンスが必須

洗濯せっけんでのお洗濯は、せっけんカスが残りやすいため、それ専用の衣類のリンスを使用するのがおすすめです☆ほのかな香りも心地よく、洗濯槽のカビや衣類にせっけんカスが残るのを防止するはたらきもありますよ☆

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そしてもう一つ、自然派生活のお洗濯ではよく知られていますが、クエン酸が柔軟剤・リンスの代わりになります。

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食品グレードで使用できるものなら低価格でも安全性が高く、香りはありませんが衣類もふっくら柔らかくなり、クエン酸の除菌効果によって洗濯槽のカビも予防します☆

さらに、トイレ掃除やキッチンの水垢、ぞうきんの除菌など、家中のお掃除にも使えてとってもおすすめです☆我が家では家中全部のお掃除を重曹・クエン酸・アルカリウォッシュのみでまかなっています。(自然派のお掃除についてはまた今度^^)

クエン酸を小さじ山盛り1程度取り、少量の水に溶かして柔軟剤投入口に入れておけばOKですよ☆1kgあればなかなか無くならないのでかなりコスパが高いです(*^^*)

赤ちゃんのためとはいえ…せっけんの洗濯って大変

私も赤ちゃんが生まれた後、一時期せっけんでの洗濯をしていたのですが、これすごく大変なんです…。

今まで完全放置で勝手に回ってくれていた洗濯が、水が溜まるのを待ち、泡立ちを確認し、洗濯物を入れてさらに泡立ちが消えないかを確認…この時間が削減できたら一部屋掃除できちゃうな~というくらいの手間です。

石油系の合成洗剤は、健康と安全性を代償にして、これだけの便利さをもたらしているんだな~と実感しました。

でもやっぱり諦めたくないですよね!次の記事で我が子と家族の健康を守りたいと願うママに、私がおすすめする洗濯洗剤3選をご紹介いたします☆↓

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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。