絵本の読み聞かせに感情をこめてはいけない!?子どもの考える心を伸ばす上手な読み聞かせのコツ

子どもの発達にとても良いとされる絵本の読み聞かせ。

子どもが選んできた絵本を毎晩のように読み聞かせ、ママは何人もの役になり替わり、毎回舞台役者になっている…というパターンも多いですよね(笑)

しかし、そんな熱演読み聞かせ派のママにはショックな事実が…

感情を込めた絵本の読み聞かせは、子どもの「考える力」を失わせてしまう可能性があると言われているのです!

そこで今回は、子どもの考える力を伸ばす、読み聞かせの上手なコツについてお伝えします☆


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絵本の読み聞かせに感情をこめるのはNG?

読み聞かせの強い感情は絵本の想像性を邪魔してしまう

子どもへの読み聞かせは何度も何度も同じ本を読む場合が多いため、ママ自身も飽きないように強く感情をこめて演じたり、オーバーな表現で自分自身も楽しみながら読む場合が多くあります。

子どもにとってもママがおもしろおかしく読んでくれることは嬉しいため、喜んで一緒に楽しんでいることでしょう。実はそんな「良かれと思って」の行動が、子どもの想像力を邪魔している可能性があるのです。

本の素晴らしさは、文字によって表現された世界に入り込み、自分の解釈によってさまざまに世界観を感じることができること。一つの本をとってみても、読む人のバックグラウンドによって様々な理解・解釈が生まれます。

それは絵本にも同じことが言えて、子ども自身にも絵本の世界を想像し、独自に異なった心情を感じ取る自由があります。

しかしそこで絵本を読む読み手が、心情を代弁したり、オーバーな感情表現をしてしまうことは「この人はこういう感情である」という決めつけになってしまい、せっかく本が持つ「想像性」を失わせ、テレビや動画と同じ「一方的な発信」になってしまうのです。

子どもは素直に「この人はこういう気持ちなんだ」と受け取るため、自発的に「登場人物の心情をおしはかる」ということをしなくなってしまいます。

読み聞かせは「感情をこめずに」行うのが良い?

実は読み聞かせや朗読の講座などでは「感情を抑えて淡々と読むほうが良い」と言われています。

読み手の強い感情やオーバーな動きは、聞く側の気を散らしてしまい、本の世界観や内容に集中できなくなってしまうためです。

実際にとある調査では「強く感情をこめて演じ分けをした読み聞かせ」と「演じ分けをしない読み聞かせ」とでは「演じ分けをしない読み聞かせ」の子どもの方が登場人物の心情についてのテスト成績が良かったと言われています。

この結果からは、大人が感情を代弁した一方的な発信をすることによって、本来絵本が持つ想像性を失わせ、子ども自身が登場人物の気持ちを想像しなくなってしまったということが考えられますね。

上手な絵本の読み聞かせ方とは?

以上を踏まえて、上手な絵本の読み聞かせ方を考えると「ラジオの朗読」「ニュースを読むアナウンサー」をイメージした読み方が理想と言えるでしょう。

絵本の読み聞かせの時間は親子のコミニュケーションの時間でもあるため「淡々と」が理想だからと言って、ママがつまらなそうに棒読みするのは、聞く側の子どもにとってもつまらないもの。また、ママ自身も棒読みで絵本1冊を読み切るのは、想像以上に退屈で苦痛です。

そのため、なりきりで楽しめる理想的なイメージを持つのがおすすめ。

「読み手のプロ」である朗読者やアナウンサーになりきって読むことで、淡々と聞きやすくもあり、なおかつママ自身も変身願望が満たされて楽しみながら読むことができると言えるでしょう☆

絵本の読み聞かせが終わったあとのワンポイント

子どもの想像力を伸ばすポイントとして、読み終わった後に「ママが先に感想を言わない」というのも一つの方法。

大人から先に感想を言われると、子どもは自分で考えずに大人の意見に同調してしまう傾向があります。

読み終わったときは「おしまい!パチパチパチ~」と手を叩いて終わりにして、いつもなら言ってしまうママの一言をぐっと我慢してみましょう。

何かを感じて伝えたいと思った時、子どもは大人が聞き出すまでもなく自分から話し始めます。

話し始めたら「うんうん」と最後まで聞いてあげて、本の内容と違っていても、理解できないことでも「あなたはそう思ったんだね」「そうだったんだね」と必ず認めてあげるようにして下さい☆

ここで否定してしまうと、自分の気付きや気持ちを「伝えたい」と思った時に、思い切って発言できない「否定される恐怖感」を与えてしまうので注意。


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絵本の読み聞かせは親子の楽しみの時間

今回は子どもの考える力を伸ばす、絵本の読み聞かせの上手なコツについてお伝えしました。

淡々と物語に入り込みやすい読み聞かせ方を意識することで、より子どもの想像力を伸ばしていく方法です。

しかし、絵本の種類によっては、思いっきり感情を表現して楽しんだ方が、親子ともに満足できるタイプの絵本もあるでしょう(*^^*)そのため、一概に必ずこの方法が良いというものではありません。

子どもの自由な発想を伸ばす意識を持ちながら、親子の絆を深める読み聞かせの時間を心から楽しむことで、子どもは本を好きな気持ち・親への信頼感・学ぶことの楽しさを知っていきます。

上手な絵本の読み聞かせ方法をひとつの知識として頭に置きながら「絵本を読み聞かせる」という「今の時期」しかない尊い時間を楽しんでくださいね(*^^*)

うちの子少し言葉が遅れている…?と気になったときは、日々の関わり方を見つめなおしてみると良いかもしれません。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

子どもの本への興味を失わせる、親のNG行動についてはこちらをどうぞ☆↓



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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。