【子どもがお友達を叩く】2歳児の息子が他の子を叩いた理由

子どもが他の子を叩いてしまい、ママが困ってしまうことは多いですよね。

せっかく子育て支援センターやキッズスペースのある所に連れて行っても、お友達を押したり叩いたり、おもちゃを取り上げてしまったり…

そんなことばかりされてしまうと、ママは長居できずに結局帰らなくてはならなくなります。

私の息子も比較的自己主張が強く、一度手放したおもちゃでも、他の子が遊びだすのが目に入ると「だめ!」と取り上げてしまったり、自分が遊んでいるテリトリーへ他の子が近寄ってくると押してしまったりと、なかなか困る場面もよくあります。

でも相手によっては仲よく遊んだりと、相性もあるようですが。

実は先日、家族で出かけた公園でも、息子が他の子を叩いてしまい(しかもやり返してこない子を何発も…)そのまま撤収…ということがありました。

でもその一件では、私にとって大きな気付きがありました。

そこで今回は、我が家の息子の例を通して、2歳児がどんな時期なのか、お友達を叩く子どもの心理を読み解くひとつのパターン、私に起こった大きな気付きについてお伝えします。



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どうして2歳~3歳児は他の子を叩く?息子がお友達を叩いた理由

2歳児ってそういう時期でもある

私は以前から、息子が他の子に意地悪をしてしまうのがとても気になっていました。

支援センターや病院のキッズスペースなどでも、自分と同じくらいの子や少し小さい子などにはライバル心が働くのか、おもちゃを取り上げたり押したり、すぐに「だめ!」って言ったり…

私は息子が産まれてすぐから、極力「ダメ」と言わない育児を心掛けてきたつもりです。「ダメ」よりも「どうぞ」と言える子になってほしいと思っていたから。

でも今の息子は上記の通りのジャイアンのような振る舞い…まさに「お前のものも俺のもの」の状態です。

さすがに「私の接し方が良くないのかな…?家庭環境に問題でも??」と心配になり、息子を通わせている保育園の先生に相談したところ

「今は年齢的にそういう時期なんです。他の子もそうですよ」

とのことでした。

息子を通わせている保育園

私が息子を通わせているのは、茨城県取手市で、もう30年以上も行政の支援を受けずに運営している認可外保育園。

認可外というとイメージが悪い方も多いかもしれませんが、そこは本当に素晴らしく、子どもをひとりの「個」として認め

「大人が邪魔をしなければ、どの子も素晴らしく育つ」

という意識のもと、子どもの意志・意欲を尊重した保育スタイルをとっている園です。

実は私は公立保育園の審査にも通過し、一度公立に通わせたのですが、息子に強い拒否反応が出たため1週間で退園。以前から通わせたいと思っていたこちらの園に入園することになりました。

私の公立保育園エピソードについては、また別の機会でまとめようと思いますので今回は割愛いたします。

この保育園の良い所は、子どもの喧嘩はいちいち大人が仲裁せず、よほどの危険がない限りは本人たちで解決できるように見守ります。

私が入園前に参加した半日体験でも、子ども同士で喧嘩が始まっても先生たちは手出しをしませんでした。

一人が泣き、泣かせた方はバツが悪そうに…。普通なら保育士が駆け寄って注意したり「ごめんね」をさせたりするところが想像できますね。

しかし大人が手を出さずにしばらく見守っていると、少し年上の女の子が近寄ってきて泣いている子をなぐさめたり、他の子が「どうしたの?」と気にかけたりして、子ども同士の中で解決しようとしていく姿が見て取れました。

そういうスタイルで子どもを見守っていると、息子たち2歳児の時期は、みんながほぼジャイアンなんだとか(笑)

自分のものだと思ったら絶対に他人には渡したくないし、そのうえ人が持っているものも欲しい。大人よりもずっと本能で生きている子どもにとっては、それが成長の過程での自然な姿なんだなと少し安心しました。

そんな中で、子ども同士の「取った取られた」を自由に繰り返しながら

「取られると悔しい・悲しい」

「貸してもらえるとうれしい」

「無理やり取られたら相手もきっと悔しい」

「やさしくすると誇らしい気持ちになる」

「自分も貸してあげよう」

という成長をしていくのだと思います。

大人が無理やりに「貸しなさい!」とやらせてしまったのでは生まれない気持ちですね。

子どもの行動はすべて必要な学び

子どもにとってはすべてが「1人前の人間」になるための必要な学びだからこそ行っている行動で、本来は「他の子に迷惑をかけないように」と親が先回りすべきところではないのですね。

…というか「他の子に迷惑を」というよりは「自分がダメな親だと思われないための予防線」として子どもが「良い子」であることを望んでしまっている場合がほとんど。

私も今の園に入園させるまでは「息子のため」と称しながら「しつけの行き届いた良い子を育てている母親と思われなければならない」ということばかりが行動の根本にあったと思います。

しかしそれは本当は「息子の人としての成長のため」にはなっていなかったんですよね。

また「一般常識の壁」は厚く、子ども同士の自由なやり取りが通用しない場面の方が多いのが現状。

「相手の親がモンスターペアレントだったらどうしよう」とか「子どもを注意しないダメな母親だと思われたくない」という気持ちでついつい子ども同士の自由な関わり合いの機会を遠ざけてしまいます。

でも多くのママ・パパは「できることなら自由にさせてあげたい」と思っていますよね。

不特定多数の人が集まる場では難しいことなので、私が利用している園のように、子どもの意志・意欲に理解のある保育園や幼稚園などの環境を利用するのはとてもおすすめ。

父母自体も、園の方針に魅力を感じた人たちが集まっているので、どんなに子ども同士が喧嘩をしたところで「お宅の子がウチの子に!」などと親が出てくるトラブルは私の周りではまずありません。

託児先の選択が難しい場合には、気心の知れたママ友達同士の間で「子どもの喧嘩には口出ししないようにしよう」とルールを決めてみたりすると、子ども同士でのやり取りの機会をつくることができますよ☆

お友達を叩いた息子の事例…子どもの行動には理由がある

息子がお友達を叩いた原因は私だった!

最初にも少し触れましたが、家族3人で公園に出かけたときのことです。

その公園は息子のリクエストで

「トンネルの滑り台」「遠くにあるよ」「行った事がある」

という数少ないヒントから予想して、公園に到着すると大正解(笑)

「そうそう!ここ!」と息子は大喜び☆半年ほど前に一度だけ来た事があったのですが、それがすごく心に残っていたんですね。記憶力の成長にも驚き!

念願のトンネルの滑り台(記事にする予定ではなかったので写真がありません…)で遊んだり、半年前には上手にできなかったアスレチックも難なくこなし、本人も私たちも、成長に喜んで楽しく遊んでいました。

滑り台の他にも、キックボードやサッカーボール、砂遊びセットなど、持参していたアイテムを一通り遊び終わり、息子は砂遊びに熱中していました。

私はトイレに行きたくなったので、近くのベンチで休憩していた夫に交代してもらい息子に「ちょっとトイレに行ってくるね」と言いトイレへ。

戻ってくると、息子と夫が楽しそうに遊んでいたので、私は「少し休憩させてもらおー☆」と、夫が休んでいたベンチに座り、携帯を使い始めました。

「戻ってきて!」と言われるかと少し心配で、チラチラ様子をうかがっていると、最初は私の方を振り返ったりしていた息子ですが、そのうち夫と砂遊びに熱中したようで私も安心してのんびりしていました。

砂遊び→ボール遊び→滑り台へと移動していき、滑り台でしばらく遊んだところで、泣いている息子を抱えた夫が戻ってきました。

「もう他の子のこと叩いて叩いてダメだったんだー」

と…

滑り台の上で鉢合わせになった子をバシバシ叩いてしまったようで、夫も一緒には昇っていなかったためすぐに止められず…

相手の子は息子と同じくらいの年頃で、泣きはしなかったようですが、その後は息子の姿を見るとサッと隠れるようになってしまったとか…

息子はこれまでも自己主張が強く、自分の進路にいる子を押しのけたりとかもしていたので、私はまたそのパターンだと思い「何で叩くかなー」「やり返しても来ない子のこと何発も叩いたのー!?」などと息子に言っていましたが

「現場を見ていないのにとやかく言っちゃダメだな」と思い直して黙りました。

そのまま撤収して車に戻り、泣きながらおっぱいを飲んでいる息子(2歳半ですが現役授乳中)を抱っこしながら「そんな何発も叩くなんて何か原因があったのかな…」と考えていると、ふと

あれ?もしかして私が一緒に遊ばなかったから怒ったのか?

とよぎりました。

そして本人に

「ごめん、母ちゃんがトイレに行ったまま戻らなかったから怒ったの?」と聞くと

「うん」

そして夫に私が休憩しているあいだの息子の様子を聞くと

楽しく砂遊びをしていたら、途中から急にせっかく上手に作っていた砂の山を壊し始めた。

「ボールにする」とボール遊びを始めて「母ちゃん!ボールがいっちゃったー!」とキャーキャー喜んで私に声をかけていたようですが、その日は風が強くて私には聞こえず…

ちょっと機嫌悪く「滑り台いく」と言い、滑り台にいったところ、その一件が起こりました。

こうして文章にまとめてしまうと、明らかに私が悪いというのがすぐにわかりますね(^^;

そう、原因は「戻ってくると思っていた母ちゃんが戻ってきてくれない怒り」だったんですね。

「トイレに行ってくる」と言ったのに戻らなかったという「有言不実行」だった部分も悪かったですね。声をかけるなら「とうちゃんと交代」とかの方が良かったかも。

じゃあ母ちゃんは休んじゃダメなのか?

あーかわいそうなことをしてしまった…とも思ったのですが

「えっじゃあ私は休んじゃダメなの!?」

という気持ちも強く感じました。

 

息子の場合、夫が家にいるのに「父ちゃんじゃダメ」というシチュエーションがかなり多くあります。

リビングで夫と楽しそうに遊び始めたので、少し自分の時間をもらおうと2階に移動したり、家事を始めたりすると、ものの数分で「母ちゃんはー?」「ねぇかあちゃーーん!」という声が聞こえてきます。

可愛い事なのですが、私だってたまには一人の時間が欲しい。核家族家庭の我が家。保育園に預けている間は確かに自分の時間ですが、お金を払って預けている時間です。

前回の記事でも紹介しましたが、現在の我が家はなかなか切迫した状態。可能な限り収入につながることに使いたいと思い、自宅での10時~17時の時間はブログの記事作成やメンテナンスなどに使っています。

私の場合はたまたま仕事場が自宅ですが、働きに出ているママにとってはそれがもちろん当然のことですし。

そのため保育園がお休みで夫も家にいる日の休日は、私にとって「息子を預けていないため仕事はできない日」であり「どのみち仕事はお休みなので、夫が息子と遊んでくれれば自分の自由時間が取れる日」でもあります。

それなのに夫と遊んでものの数分で「かあちゃーん」…

ちょっとうんざりしてしまう時も正直あります。

聞こえているのに無視して、2階に閉じこもった事もあります。

そして夫に対しても「もうちょっとどうにかできないの!?」とイライラムカムカすることもあります。

でも、この私の気持ちを「公園で怒っていた息子」に重ね合わせたとき、私にとって大きな気付きがありました。

一人になりたい私と母親にいてほしい息子

ふと私は、私が「息子から解放されたい」と思うことと、息子が「母ちゃんに一緒にいてほしい」と思うことって

同じなんじゃないか

って思ったんです。

私が息子に付きまとわれ過ぎてイライラムカムカするように、息子もまた「私が一緒にいてくれない時間」が多くなるとイライラムカムカする…

今回の件では、夫に任せて息子から離れ、私がのんびりする時間が長くなったことで、私は癒されたけれど息子のイライラが爆発してしまった。

でもそれを全くしないと、私のイライラが爆発してしまう…

私と息子って一つのシーソーにでも乗っているような状態なんです。どちらかの要求を通し過ぎると、片方に負担を強いり、逆もまた同じ。

 

私と同じ気持ちだったんだね

 

この子は一人の人間として確実に成長している。まだ小さいけれど、私と同じように自分の望みがあって、それが叶わないことに怒ったり、悲しくなったりする。

本当は私がベンチに座ってしまった時から「いつ戻ってくるか」と我慢して待っていてくれた。

それでも戻ってこない私への怒りを、たまたま自分の進路を塞いだ子にぶつけてしまった…

と思うと、急に申し訳なさと、いとおしさが倍増。この子と向き合う時間をもっと大切にしたいと思いました。

それから、もっと日常の中での気持ちの切り替えを意識しないと…とも。

いつも仕事が頭のどこかにあって「少しでも仕事につなげたい」と思ってしまう仕事人間の男性のような思考回路の私…

もっと楽しむときは楽しんで、こどもと向き合うときにも集中して…と切り替えを上手にすることで、もっと仕事にも生きてくるんだろうと思いました。

ツライ状況を乗り越えるには「子どもの人格」を再認識する

育児って本当に気の持ちようというか、考え方ひとつ変わるだけで、見えるものが全部変わったりしますね。

「この子を一人の人間・ひとりの人格として認めて接していこう」

と心に決めて始まった育児でしたが、それでもできていなかったり忘れてしまったりします。


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でもこうして、ただのワガママに見える自己主張も「その子の人格」に寄り添って考えると、しっかりと本人の考えがあったり、結果を生んだ原因が存在することに気付きます。

ついつい大人の都合を優先しがちな子育てですが

子どもも懸命に「自分の人生を生きている」

ということを忘れない親でありたいですね☆

なかなか切迫した我が家の状況が気になる方は前回の記事をどうぞ↓

在宅ワーカーの私が公立保育園の審査に通った方法↓

子どもの人間力を育てるトイトレとは↓

こちらの記事もおすすめです↓



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ABOUTこの記事をかいた人

2歳の男の子を育てる1児の母。 結婚前はエステティシャンとして勤務。人体についての学びに楽しみを感じ、資格取得を目指すも結婚とともに引退。 産後、母乳育児の悩みや子どものアトピーを機に育児情報を調べ始め、個々の成長や悩みは違うのに、ネットに出ている主な記事は同じようなものばかりであることに不満を感じる。 不満を感じながらも学び続けた経験を、同じように悩むママたちの役に立てたいと、ブログ「mamabay blog」を開設。